知らなきゃ損!ホルモンの栄養価がスーパーフード級だった件

アサイー、キヌア、ブロッコリー・・・健康意識の高い人がこぞって食べる「スーパーフード」。どれもオシャレで体に良さそうですよね。でも実は、日本の食卓に昔からある”あの食材”が、スーパーフードに負けないくらいの栄養パワーを秘めていたのをご存じでしょうか?
その食材とは、ホルモン(内臓肉)です。
この記事では、ホルモンに隠された意外な栄養素を「部位別」に深掘りし、話題のスーパーフードとの比較や、栄養を逃さない食べ方の新常識までたっぷりお届けします。
世界が注目!「内臓食」がスーパーフードと呼ばれる理由

まず知っておきたいのが、海外での内臓肉ブームです。
欧米では近年、「Organ Meat(オーガンミート)」が健康志向の人たちの間で急速に広まっています。アメリカやオーストラリアでは、牛レバーや心臓をフリーズドライにしたサプリメントが登場し、「内臓は筋肉肉の10〜100倍の栄養密度がある」といった研究データが紹介されるなど、その栄養価の高さが大きな話題になっているのです。
振り返ってみれば、日本でも昔からもつ鍋やホルモン焼き、レバニラ炒めなどで内臓肉を日常的に楽しんできました。つまり私たちは、世界がようやく気づいた”スーパーフード”を、ずっと前から美味しく食べていたわけです。
ただ、「ホルモンにどんな栄養があるのか」を正確に知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。ここからは部位ごとの栄養素を詳しく見ていきましょう。
部位別に見る!ホルモンの隠れた栄養パワー
ホルモンの栄養というと「コラーゲンが豊富」「ビタミンB群で疲労回復」といった話を聞いたことがある方も多いと思います。もちろんそれも事実なのですが、実はあまり注目されていない”隠れた栄養素”がまだまだあるんです。今回はそこにスポットを当ててみましょう。
小腸(もつ鍋の主役)── 骨の健康を支える「ビタミンK」に注目

もつ鍋でおなじみの牛小腸。プリプリの食感でファンが多い部位ですが、栄養面では「コラーゲンが豊富」という話ばかりが注目されがちです。
しかし、実は小腸にはビタミンKも含まれています。ビタミンKはカルシウムを骨に定着させる働きに関わる栄養素で、骨の健康維持に欠かせないとされています。骨粗しょう症が気になり始める30代以降の方にとって、知っておいて損はない情報です。
さらに、小腸の脂肪はすべてが「悪い脂」というわけではありません。不飽和脂肪酸も一定量含まれており、カルビやロースと比べるとカロリーも控えめ。「脂っこいからダメ」と一括りにするのは、少しもったいない部位といえるでしょう。
ミックスホルモン(焼きホルモン)── 「亜鉛」と「ヘム鉄」のミネラルパワー

続いてはホルモン焼きで楽しめるミックスホルモン。ここで注目したいのが亜鉛とヘム鉄というふたつのミネラルです。
亜鉛は免疫力の維持や味覚の正常化、さらにはホルモンバランスの調整にも関わるとされる大切なミネラル。日本人は亜鉛が不足しがちといわれており、意識して摂りたい栄養素のひとつです。ホルモン100gあたりには約2mgの亜鉛が含まれており、手軽な補給源になります。
そしてもうひとつの注目株がヘム鉄。鉄分にはヘム鉄(動物性)と非ヘム鉄(植物性)の2種類がありますが、ヘム鉄は非ヘム鉄と比べて体内への吸収率が高いのが特長です。ほうれん草やプルーンで鉄分を摂ろうとしてもなかなか追いつかない…という方にとって、ホルモンは効率の良い鉄分補給の選択肢になるでしょう。
レバー・ハツ(知識編)── ビタミンA・CoQ10の意外な実力

最後に、少しマニアックですがレバー(肝臓)とハツ(心臓)にも触れておきましょう。
レバーはビタミンAの含有量がずば抜けて高い部位です。ビタミンAは目や皮膚の粘膜を健やかに保つ働きがあり、日本食肉消費総合センターによると、レバーのビタミンA含有量はにんじんの約10倍ともいわれています。また、造血に関わる葉酸も豊富に含まれており、栄養学的に見ても非常に優秀な食材です。
ハツには、エネルギー産生に関わるコエンザイムQ10(CoQ10)が含まれています。CoQ10は加齢とともに体内での生産量が減少していくことが知られており、食品からの補給が注目されている成分です。
⚠️ レバーの食べ過ぎにはご注意を レバーのビタミンAは脂溶性のため、過剰摂取すると体内に蓄積し、頭痛やめまいを引き起こすリスクがあります。特に豚レバーや鶏レバーはビタミンA含有量が非常に高いため、毎日大量に食べることは避け、週に1〜2回を目安に適量を楽しむのがおすすめです。妊娠中の方はとりわけ注意が必要ですので、かかりつけ医に相談されることをおすすめします。
話題のスーパーフードと栄養素を比べてみた
ここまでホルモンの栄養を見てきましたが、「本当にスーパーフード級なの?」と思う方もいるでしょう。そこで、話題のスーパーフードと100gあたりの栄養素を比較してみました。
鉄分対決:牛レバー vs アサイー 牛レバーには100gあたり約4mgの鉄分が含まれています。しかもヘム鉄なので吸収率が高いのがポイント。一方、アサイーの鉄分は非ヘム鉄であり、吸収効率の面ではレバーに軍配が上がります。
タンパク質対決:ミノ(牛の第一胃) vs キヌア ミノのタンパク質量は100gあたり約24.5g。これは高タンパク食材として知られる鶏ささみの約24.6gとほぼ同等です。キヌアは100gあたり約14gですので、タンパク質の量だけで見るとミノが上回っています。
ビタミンA対決:牛レバー vs にんじん 牛レバー100gあたりのビタミンA(レチノール活性当量)は約1,100μg。にんじんのβカロテン由来のビタミンAと比較しても、レバーのビタミンAは体内での利用効率が高い形で含まれています。
もちろん、日常的な摂取量は食材ごとに異なるため、単純に「どちらが優れている」とは言い切れません。大切なのは、ホルモンがこうしたスーパーフードに決して引けを取らない栄養プロフィールを持っているという事実。身近な食材にこれだけの実力が眠っていたのは、ちょっとした驚きではないでしょうか。

※上記の数値は、文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」を参考にしています。
ホルモンの栄養を損なわない「食べ方の新常識」
せっかく栄養豊富なホルモンを食べるなら、その実力を最大限に引き出したいもの。ここでは意外と知られていない「食べ方のコツ」をご紹介します。
下処理で臭みを消しつつ、栄養はキープするコツ
ホルモン調理で多くの方が気にするのが「臭み」。下処理として茹でこぼしをする方も多いですが、実は茹でこぼしすぎるとビタミンB群などの水溶性ビタミンが流出してしまう点には注意が必要です。
プロの現場では、臭みの原因となる血合いや汚れを丁寧に手洗いで取り除くことで、過度な茹でこぼしなしに臭みを抑えています。ご家庭では、流水でしっかり洗ったあとに軽く一度だけ茹でこぼす程度にとどめると、臭みを抑えつつ栄養をキープしやすくなります。
もっとも手軽なのは、専門店が下処理を済ませた状態で販売しているお取り寄せ商品を活用すること。プロの仕込みがされたホルモンなら、自分で下処理をする必要がなく、臭みの心配もほとんどありません。

「週1もつ習慣」のすすめ
「体に良いのはわかったけど、毎日は食べられないし…」という方に提案したいのが、週に1回、もつ料理を取り入れる習慣です。

たとえば、週末にもつ鍋を楽しむだけでも、亜鉛やヘム鉄、ビタミンB群、コラーゲンなどの栄養素をバランスよく補給できます。もつ鍋にはキャベツやニラなどの野菜もたっぷり入れるのが定番なので、ビタミンCや食物繊維も一緒に摂れるのが嬉しいポイント。一品で多彩な栄養を摂取できるのは、もつ鍋ならではの強みです。
大切なのは「続けやすいペース」で取り入れること。無理に毎日食べるよりも、月に4回程度でも継続するほうが、食生活全体のバランスが整いやすくなります。
自宅で手軽に始めるなら「お取り寄せもつ鍋」がおすすめ
「ホルモンの栄養価が高いのはわかった。でも新鮮なホルモンを自分で選んで下処理するのはハードルが高い…」そう感じた方も少なくないのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのが、もつ料理の専門店が手がけるお取り寄せもつ鍋セットです。
東京・大森で創業し、13年で9店舗を展開する人気もつ料理専門店「もつ家大西」では、店舗で使用しているのと同じ国産和牛の小腸を使った和牛もつ鍋セットをオンラインで販売しています。

もつ家大西のお取り寄せが支持されている理由は、鮮度へのこだわり。東京・芝浦市場から毎日直送される新鮮な和牛もつを、最新の急速液体凍結技術でわずか10分で凍結しています。従来の冷凍方法の約20倍のスピードで凍結するため、もつの繊維を壊さず、お店で食べるのと変わらないプリプリの食感をご家庭で楽しめるのが大きな魅力です。
もつ鍋セットには秘伝のスープ(醤油だし・塩だしの2種類)とちゃんぽん麺も付属しており、ご家庭でご用意いただくのは野菜とお水だけ。キャベツやニラをたっぷり加えれば、栄養面でも満足度の高い一食が完成します。
焼きホルモン派の方には、味噌・塩ダレ付きの和牛ホルモンセット(600g)もあります。こちらもプロが仕込んだ状態で届くので、フライパンや網で焼くだけで本格的な味わいを楽しめます。
今なら新規会員登録で初回送料無料。まずは気軽に試してみてはいかがでしょうか。
まとめ:身近な「スーパーフード」を食卓に
今回は、ホルモンに含まれるあまり知られていない栄養素にスポットを当ててご紹介しました。
ポイントをおさらいすると、
◎小腸にはコラーゲンだけでなく骨の健康に関わるビタミンKが含まれていること。
◎ミックスホルモンは亜鉛やヘム鉄といったミネラルの手軽な補給源になること。
◎レバーやハツにはビタミンAやCoQ10など、加齢とともに気になる栄養素が詰まっていること。
◎話題のスーパーフードと比較しても決して見劣りしない栄養プロフィールを持っていること。
がわかりました。
海外でトレンドになっている「内臓食」は、実は日本ではずっと昔から親しまれてきた食文化。特別な健康食品を探す前に、まずは身近なホルモンの実力を見直してみてはいかがでしょうか。
美味しく食べて、体も喜ぶ。そんな「週1もつ習慣」を、今日からはじめてみませんか?
※この記事は栄養に関する一般的な情報提供を目的としています。特定の疾患の治療や予防を保証するものではありません。食事に関して気になることがある方は、医師や管理栄養士にご相談ください。
※栄養成分の数値は、文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」および各種公開データを参考にしています。





